能登旅② コスモアイル羽咋

能登に行くけど、どこ行きたい?」で娘が答えたのが、本物の宇宙船がある”コスモアイル羽咋” 先程の道の駅から車で10分ぐらいの所。  

 

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なかなかにユーモアに富んでる

建物はUFOの形をしています。それよりもダダーンとそびえ立つロケットに注目!

 

レッドストーンロケット
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本物のロケットです。胴体部分にはマグネシウム合金が使われていてほとんど錆びがないらしい。(錆びてポキンと折れたら怖いものね)

 

マーキュリー宇宙船(アメリカ)
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アメリカが最初に開発した有人宇宙船。先程のレッドストーンロケットで打ち上げられ、15分間の弾道飛行(打ち上げから放物線を描いて落下する飛行)のみを行いました。

 

ヴォストーク宇宙カプセル(旧ソビエト
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実際に飛行し、宇宙から帰還した本物の機体。宇宙船の表面には、大気圏への再突入の際の圧縮熱によって焼け焦げた跡が残っています。と書いてあればなんだか興奮します。

 

モルニア通信衛星(旧ソビエト
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バックアップ機ですが本物です。1965年から1972年にかけて打ち上げられ、当時最大級の人工衛星でした。6枚のプロペラのような形状をした太陽光パネルが主な動力源。その中心部には偵察用のカメラが取り付けてあり、冷戦中であったことを伺い知れます。

       

アポロ司令船 あのチョコレートですね。
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広い宇宙に飛び出して、こんな狭い中に3人で6日間も私なら耐えられません。おまけに船内にはシャワーもトイレも無く、宇宙飛行士たちは濡れタオルで体をふいたり、携帯用トイレを使用する必要があったそう。展示されている司令船は、モックアップといって、外壁やスイッチ類など、実際に使用されたものと同一の部品・素材を用いて組み上げたものだそう。狭そうに見えて無重力空間では見た目よりも広く感じるようです。と書いてあり、重力がないから圧迫感がないのかな?と不思議に思いました

 

月面探査機ルナ24号(旧ソビエト
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形がまるで土偶のよう。(宇宙人みたいなやつ)

無人ですがアメリカのアポロ計画より前に月に行って月の石を持ち帰ることに成功している。ここに展示されているルナ24号は、本物のバックアップ機ですが、完全な形で地球に残っている「ルナ」は、これが最後の1機と言われています。

書くのに、HPを見てまとめてるけど、改めてすごいものばかりだったんだと後で気づく。

 

 

ここで、”コスモシアター”の時間になり一旦、移動

展示室が500円、シアターも500円合わせて900円。

評判はいいらしく、せっかくここまで来たのだから入ります。

プラネタリウムのドーム型スクリーンで、宇宙に関する様々な番組を上映する施設。

よかった。楽しめた。でも、これを書いてる今、内容はさっぱり忘れた。

 

子供が仕入れた情報、何か驚かせてくれるんだって。恐る恐る近づく。

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いつ動き出すかハラハラして楽しかった宇宙人サンダーくん(実際歩いてる時もあり今日はお休み中)

 

さて、体力も回復し再び展示室へ


LE-5Aエンジン(日本)
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日本初の純国産ロケット「H-Ⅱロケット」の2段目に使用されていたエンジン。

JAXA宇宙航空研究開発機構)から貸与されている本物。

 

フレデフォートクレーターの隕石のかけら
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フレデフォートクレーターは現存する世界最大の隕石跡であるとともに、世界最古の隕石跡でもあるそう。実際に触ったらずっしりしてた。(今は触れるのかな?)

 

ボイジャー惑星探査機(アメリカ)

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まるで照明器具のようなどと思ってはいけません。

ボイジャー1号2号は1977年に木星土星探査を目的として打ち上げられ、今では地球から最も遠い人工物となってます。とHPには載ってて、どれくらい遠いかと他のを見たら、もう太陽系超えてます。2025年には電池が切れて信号も受け取れなくなるそう。はやぶさも凄いけどこちらも凄い。ロマ〜ン。

語彙力なし

 

船外活動用宇宙服(アメリカ)
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宇宙空間では、太陽の紫外線を直接目に浴びてしまうと、わずか10分程度で失明してしまいます。これを防ぐために、ヘルメットのバイザーには紫外線を遮断することができる「純金」が薄く張り付けてあります。これには金沢の金箔の技術が使われています。

 

UFOのコーナーもあり、証言ビデオをじっくり見入っている方もいました。

信じるか信じないかはあなた次第。な〜んて、雑誌”ムー”も揃ってました。

 

最後に建物と一緒に
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そしてちゃっかり中に潜って
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この旅行の後、野口さんを乗せたロケットが飛ぶというニュース(2020.11.16)を気にしたり、国際宇宙ステーションISS)を探すのに夜空を見上げるぐらいは宇宙が身近になりました。

(娘はISSの軌道がわかるアプリを入れている)

あと、金箔の下りは信じないでね。